★ Wスタンバイ!W&ベリ−ズ工房! ★


Wとベリーズのファーストコンサートツアー、 神奈川県民ホールの夜公演に行って参りました。

自分はコンサートにこれまでほとんど行ったことがない糞ヲタなので、 そういう観点からハロプロコンサートというのはどういう風に見えるのか、 書いてみたいと思います。






まずは会場の雰囲気、あれはヤバイですね。 僕のような変態でも一歩引いてしまうほどです。



会場には1時間ちょっと前に着いたのですが、 着いてまず目に付いたのが、集団で踊りの練習をしている人たち。 一般の通行人の目もはばからずに、 女の子のブリブリかわいい踊りを男が踊っている光景は異常でした。

他にも、背中に「熊井友里奈」と書いた特攻服着た人や、服に写真をたくさん貼り付けてる人、 「桃子ヲタですが、何か問題でも?」と書いたTシャツを着てる人などがいて、 ここは改めてロリコン変態の巣掘だなぁと感じてしまいました。まぁ自分も含めてですね。(>エッ!?)




そんな異常な熱気に包まれた会場に入りまして、 僕の席は前から8列目、中央の一番右側の席でした。 かなりステージに近いかなぁと思ったのですが、5列目と6列目の間に通路を挟んでいたために、 近かったと言えば近かったのですが、予想よりは近くはありませんでした。

ここでも「千奈美、好きだ〜!」とか推しメンへの告白を大声で叫ぶ方などがいました。 小学生に向かってですよ!普通ならストーカーで逮捕されちゃいます。






そして開演時間から10分ほど押して、ようやくコンサートが始まりました。

いくつか思ったことがあるのですけど、その中でやっぱり一番強く感じたのは、 「Wスタンバイ」という名前に間違いはないコンサートだったということですね。





オープニングはなんとBerryz工房、「あなたなしでは生きてゆけない」でした。
そして立て続けに「ファイティングポーズはダテじゃない!」。

自分はこの最初の2曲、久しぶりのコンサートだったためと、 またベリーズ特有の空気ってものを感じて、あまり乗れませんでした。 りしゃこちゃんはかわいかったですよ。でもなんか物足りないなぁと感じました。

自分としてはまだまだ、Wの迫力には及ばないという印象が強かったですね。 だから個人的にはWから始まってほしかったなぁと思いました。 この辺が「Wスタンバイ」たる由縁でしょうか。






ベリーズの2曲が終わり、ここでMCが入りました。 ここでついに待ちわびたお人が…。

「あいぼん!」

僕は思わず大声で叫んでしまいました。 さっきまでは叫んでいた方を少々バカにしておりました僕ですが、 変態の仲間入りをしてしまったみたいです。 それほど、あいぼんには人を、僕を一瞬にして引き込む力がありました。

このMCで、それまで会場の雰囲気に乗れていなかったのが嘘のように、 僕はテンションが上がりまくりました。



Wの2人を見ての感想は、 まず辻ちゃん、細くなったなぁと思いました。 以前2年半前に見たときはちょうど太り気味の時期だったため、 その変化には本当びっくりしました。

そしてあいぼん、キャワイ過ぎ♪ お肌は真っ白だし、声は透き通るようで美しいし、まさに天使でしたね。 辻ちゃんと比べると太さはあんまり変わってなかったのですが(笑)
でもアレは非常に大きく、とても順調に成長していましたね。 やっぱり生で見て、改めてその大きさを実感することができました。 あいぼん、将来はよろしくお願いしますm(_ _)m






続いて3曲目4曲目もベリーズ工房。 知らない曲だったんですが、どうやら新曲とアルバムに入っている曲だそうです。
この3曲目から、嗣永さんが体調不良のため降板。7人で唄うことになりました。


そしてMCのベリーズ工房の自己紹介を挟むところで、りしゃこちゃんも抜けてしまいました(T_T)

6人となったベリーズ工房、そこでそれぞれメンバーを紹介をする清水さん(キャプテン)が、 動揺したのかはたまた責任を感じてなのか、ステージ上で泣き出すという一幕。 「彼女、責任感強い子なんだなぁ」と僕は感じましたね。
しかし同時に「なんだかなぁ…」と思ったことも事実であります。




この「なんだかなぁ…」というのは、主にベリーズ工房に対してではありません。 もちろん体調を整えきれなかったというのは、 小中学生であろうとお金をもらってる以上あってはいけないことだと思うのですが、 それよりもなぜ体調が整えられないようなスケジュールが組まれるのかという、 根本的な日程の問題があると思うのです。

3日目にして早くも2人がダウンしてしまったということで、やはり日程的に無理があったのではないかと。 4年以上のツアー経験があるWの2人はともかく、ベリーズには少々辛かったんじゃないかなぁって。 明日も愛知でコンサートがあるようですが、市原から数えて8日間でなんと4日8公演ですからね。

今考えてみると開演時間が押したのも、この途中降板した2人が今日出演するかしないか、 いざこざがあったからだと思います。 出てきたのはいいけど僅かしか出演できないのなら、その前に止めてあげればいいのになぁとも思いました。

事務所は体調管理のことを軽視しすぎですね、かわいそう。 これからもこういう風に欠場者が次々と出てくるようなら、 公演中止や延期ってのも一つの選択肢としてあってしかるべきだと思います。






さてライブのほうに話を戻しまして、5曲目6曲目もベリーズ。 6人でどうにか頑張っていました。でもところどころ菅谷さんと嗣永さんの歌詞は抜けていましたね。 まぁ初めてのツアーで余裕がないだろうと思うので、仕方ないのでしょうけど。

5曲目はまた知らない曲、アルバムの曲だそうです。完全に自分は予習不足でした。 6曲目は「ピリリと行こう!」。これは二人ゴトで何度も聞いた曲でした。




このように最初のMC後の4曲中3曲、僕は全然知らなかったんですよね。 しかし、知っていた1,2曲目よりもまずまず乗れた気がします。
これは会場の雰囲気に慣れたというよりも、なんといってもあいぼんとの出亜依、 彼女との出亜依でテンションが上がりまくった良い影響です。 そして次の曲からはそのテンションが少々暴走し始めることになりました。





ついにWの出番がやってきたのです!





「恋のバカンス」、「センチメタルボーイ」、「サウスポー」と立て続けに3曲。

2人ともすごく楽しそうに、お互いのことを見つめあったりしながら唄っていました。 本当とっても幸せそうでしたね。ああいう姿、もっと見たいなぁって感じますね。

もちろん曲のほうも圧巻、完全に3曲とも自分たちのオリジナル曲にしている感じで、 とってもカッコよかったです。

ただこの会場は曲の音量が大きすぎで、2人の声が聞こえにくかったのが残念でしたね。 これはコンサート通じての感想なんですけど。






この後ちょっとした小芝居、劇が5分から10分程度ありました。

そしてまたライブに移行しようというところで、 「Wとベリーズがコラボします!」みたいなアナウンスが流れました。

その後見慣れたシルエット、そして聞きなれたあのイントロが…。 「ミニモニ。ジャンケンぴょん!」、僕はすぐにわかりました。




今回のツアーでは、Wとベリーズの共演も絶対あるなと思っていた僕は、 この共演を容易に受け入れる準備はできていました。 だからその言葉にもさほど驚きはしなかったのですが…。




しかしいざ始まってみると、なぜか3人で踊っている!
辻ちゃん・夏焼さん・石村さんの3人…、

あいぼんがいない!!

「あいぼんに何が起きたんだ!」と僕は思いました。 しかしどうやら、4人目は欠場した菅谷さんか嗣永さんだったらしく、 次の曲であいぼんはしっかり登場してきました。



でもこの場面あいぼんがいないと驚いたのは、あながち間違いでなかったと僕は思っています。 やっぱりあいぼんがいないミニモニ。というのは、なんか違和感がありましたね。 1人欠場で、3人でやっているから余計にね。





しかし次の曲の「GET UP! ラッパー」は、イカしてるの一言。 基本的にはあいぼんのソロ、ベリーズのメンバーたちは完全にその補佐的役割を担うって感じで、 あいぼんを立たせるための曲って気がしました。 なんかあいぼんが親分みたいにベリーズを引っ張っていく姿がすごくいい。

ああいうのは見てて気持ちがいいですね。やっぱりあいぼんが中心の曲は大好きです。




そして「LOVEマシーン」、Wとベリーズ合わせて8人のラブマだったわけですが、 やっぱりラブマはこのくらいの人数でやるのがいいかなぁなんて、 この曲に関してはWとかベリーズのことより、娘。のことを考えていました。






それから次、再びWのステージ。

初めはMCだったかな(記憶が曖昧)。 2人が「最近私たちの中で流行ってること」という「待つわ」をアカペラでハモって唄ってくれたんですね。 そのハモリ具合が実に素晴らしいこと素晴らしいこと、鳥肌が立ちましたよ本当に。
上にも書きましたが、コンサート中は曲の音量がずっと大きすぎだったので、 こういう風にアカペラで唄ったときの歌声は、本当に耳にも心にも響き、美しかったです。




そして「渚の『……』」、「淋しい熱帯魚」と続きます。

「渚の『……』」ではステージの左前にあいぼん、右前に辻ちゃんがやってきました。 僕は右側だったため、あいぼんが遠くて残念。仕方がないので近くに来た辻ちゃんを見てました。 もちろん浮気ではないですから、あいぼん怒らないで下さい。
「淋しい熱帯魚」も実にかわいらしかった。






しかし残念なことに、「次の曲でラスト」という辻ちゃんのMC。 その曲は意外にも「ちょこっとLOVE」でした。

「なぜここでプッチから?Wのアルバムからなんか披露してほしかったなぁ」と僕は思ったのですが、 そこはさすがのW、スーパーなキュウトさで「ちょこっとLOVE」とは何たるかを示してくれましたね。 絶対プッチモニ。のよりもかわいさは数百段上でした。

それゆえ僕は"ちょこっと"じゃなくて"たくさん"のLOVEを頂きました。






公演を終え、舞台袖に帰っていくあいぼんと辻ちゃん。 ここまで「あぁ いいな」を唄っていなかったため、 アンコールでまた出てくるんだろうなぁと思っていたものの、 もうすぐ終わっちゃうんだなぁと思うとなんか寂しくなってきました。 しかし最後まで楽しまないと損だ!と思い直し、 僕は「アンコール!」と叫び続けました。


そして衣装を着替えて出てきたあいぼんと辻ちゃん&ベリーズ。 やはり、オリジナル曲の「あぁ いいな」を披露してくれました。

「なまずはうろこがな〜い」という歌詞ですが、 「あればあったで変な歌詞だなぁと思うけど、無いと思うと不思議と変な感じもするなぁ」とか、 どうでもいいことを考えながら聞いてきました。 「もっと踊りとか集中してみてればよかった…」と今悔やんでいます。



そして「でっかい宇宙に愛がある」で本当に終演となりました。






Wスタンバイ、偽りなくWスタンバイでした。

Wとベリーズの2組の本格始動に向けての「準備・用意」という位置づけ。 Wはオリジナル曲1曲しか披露しなかったし、ベリーズのメンバーにとっても始めてのツアーでした。

ただ、なぜにWスタンバイという形をとったのか?



僕はW単独でのスタンバイツアーを見たかったですね。 合同ツアーだとどうしてもお互い、披露する時間が少ないですよ。

2人の起こす奇跡をもっともっと見たかったです。
きっとそれは、ベリーズのファンの方たちも望んでいることだろうと思いますしね。




W単独でのコンサートがとんでもなく見たくなる、そんなコンサートでございました。






あとコンサートにはあまり関係ないですが、モー娘。のメンバーが7,8人見に来てたみたいです。

2階のセンター席に陣取っていました。

自分は1階席の前のほうだったし、あいぼんの方ばかり見ていたためあまりマトモには見てないんですが、 5期6期の後輩組はみんな来てたと思われます。(藤本さんは未確認)






そんな神奈川県民ホールでの一夜でした。

まぁいろいろと長いこと書きましたけど、 やっぱり久しぶりに生あいぼんが見れたことが一番嬉しかったです。






=セットリスト=

01.あなたなしでは生きていけない
02.ファイティングポーズはダテじゃない!
◆MC(W&ベリーズ)
03.ハピネス〜幸福歓迎〜(という曲らしい)
04.蝉(という曲らしい)
◆MC(ベリーズの自己紹介)
05.友情 純情 oh 青春(という曲らしい)
06.ピリリと行こう!

07.恋のバカンス
08.センチ・メタル・ボーイ
09.サウスポー

◆寸劇(W・清水・徳永・熊井)

10.ミニモニ。ジャンケンぴょん!(辻・石村・夏焼)
11.GET UP! ラッパー(あいぼん・清水・須藤・熊井・徳永)
12.LOVEマシーン(W&ベリーズ)

◆ピリリと行こう!(Wの衣装チェンジ間)

◆MC?(W)
13.渚の『……』
14.淋しい熱帯魚
◆MC(W)
15.ちょこっとLOVE

◆アンコール
16.あぁ いいな!
17.でっかい宇宙に愛がある(W&ベリーズ)


(04.08.16)


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