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サ：ただいま〜。

亜：あっ、おにいちゃんお帰り。ご飯とお風呂、両方できてるよ。
　　ご飯にする？お風呂にする？それとも…、わ・た・しにする？

サ：……。じゃ、じゃあお風呂にしようかなぁ。

亜：ねぇ、おにいちゃん…。いっしょに入ってもいい？

サ：だ、ダメに決まってんだろ！

亜：ちぇ、やっぱりダメかぁ…。でもはやくあがってきてね。
　　今日のご飯は亜依情ハンバーグなんだから♪

サ：わかったよ。

★

サ：あ〜、気持ちよかった。

亜：はい、亜依情ハンバーグだよ。

サ：おっ、うまそうだなぁ。あれ、ハンバーグがハート型だぞ!?

亜：わたしの気持ちだよ…。

サ：……。じゃ、じゃあ、いただきま〜す！

亜：どうぞ。(もういつもごまかすんだから、でも今日は秘策があ
　　るんだもんね)

サ：モグモグ…、おいしいなぁ。亜依、最近料理うまくなってるん
　　じゃないの？

亜：……。

サ：あれ、亜依どうかしたの？

亜：今日は特別に食後のデザートがあります。

サ：デザート？

亜：それは…、あいぼんです。どうぞ食べちゃってください。
　　初物だからきっとおいしいよ。

サ：(あ、あいぼんがデザート…。あ、あいぼんが…)
　　バタッ！(気絶)

亜：あれ、おにいちゃんどうしたの？まだハンバーグ残ってるよ!!
　　それにあいぼんも…。残しちゃダメだよ！聞いてるの！おに
　　いちゃ〜ん!!