★
亜依は寝たふりをしているサンボにキスしようとしている。
★
亜:
わたし、ついにおにいちゃんとファーストキスしちゃうんだ…
なんだかドキドキしちゃうなぁ♪
サ:
……。(マ、マズイ…、亜依は本気だ!!)
亜:
よ〜し、心の準備完了!!おにいちゃん…、大好きだよ〜♪
=亜依はサンボの体を手で抑えつけ、そして唇を近づけた=
サ:
(も、もう寝たふり限界!!)
お、おい亜依!!俺は起きてるぞ〜!!
=しかし亜依はその言葉を無視してさらに唇を近づける=
サ:
こ、こら!!話を聞きなさい!!ダ、ダメ!!亜依ダメ〜!!
★
=30秒間の格闘後、サンボはどうにか亜依の手を振り解いた=
亜:
もぉ〜、恥ずかしいのはわかるけどさぁ、逃げちゃダメでしょ!?
サ:
お、お前何言ってんだよ!勝手に人のベッド入ってきて!!
俺が本当に寝てたら大変なことになってたぞ!!
亜:
えっ、わたしおにいちゃんが起きてるの最初から知ってたよ。
だから逆にチャンスだなぁと思って…♪
亜依はおにいちゃん
と違って、寝込みを襲うほどHじゃないわよ〜♪
サ:
ね、寝たふりってわかってたのかよ!!
お、俺だって寝込みなんか襲わないぜ!!
亜:
じゃあ亜依のこと、起きてる今のうちに食べて♪
サ:
た、食べるわけないだろ!!
=サンボは亜依の方に背を向けた=
サ:
ほ、ほら亜依、早く俺のベッドから出て自分のとこで寝なさ
い!!
亜:
おにいちゃん、そんなこと言わないで♪
こっち向いてよ〜♪
サ:
ダ、ダメだ!!お前のほう向いてると、心が揺らぐ!!
亜:
こっち向いてないと、わたしおにいちゃんに何するかわからな
いわよ〜♪
サ:
!? い、いや、俺はそんな脅しなんかに乗らないぞ!!
亜:
もぉ〜、おにいちゃんたら、脅しのわけないでしょ〜♪
=亜依はサンボの背中に抱きついた=
サ:
!? こ、こら亜依!!やめなさい!!
亜:
うふふ♪脅しなんかじゃないでしょ〜♪
亜依のノーブラで大きなお胸、感触はどうですか???
サ:
や、やわらかくて気持ち良…、い、いや違う!!
は、離れなさい亜依!!
そ、それに…、お胸の感触なんて別にどうってことないぞ!
亜:
ふ〜ん。それじゃあTシャツ、脱いじゃおっかなぁ???
サ:
!? そ、それはダメ!!絶対にダメ!!
完全に我慢できなくなっちゃうから、やめてくれ〜!!
亜:
それじゃあこっち向いてよ〜♪脱がないように亜依のこと、
監視してなくちゃダメでしょ???
サ:
う、うう、仕方ない…、わかった…。
(マ、マズイ完全に亜依のペースにハマってる…)
=サンボは亜依の方を向かされた=
亜:
ありがとう、こっち向いてくれて♪
ふ〜、良かった〜、今度は正面から抱きつけるよ〜♪
サ:
ふっ、亜依忘れてないか?正面向いたら俺だって手を使える
んだぜ!!抱きつかせはしない!!
=サンボは亜依を引き離そうと手を伸ばした、しかし…=
ムニュ!!
(なんと手を伸ばした先には亜依のお胸があった)
サ:
はっ!!ち、違うんだ!!今のは…
亜:
も〜、抱きつかせないとか言っといて、お胸揉むなんて…♪
おにいちゃんたら本当にどスケベなんだからぁ♪
確かに亜依に抱きつかれるてるとお胸モミモミしにくいもん
ね!そういうとこまで計算してたんだ、おにいちゃん♪
サ:
ほ、本当に違うんだ!!偶然なんだよ〜!!
そ、それに、揉んではいないぞ!さ、触っちゃっただけだ!!
亜:
でもおにいちゃんたらせっかちよぉ、キスよりも先にBするな
んて〜♪ステップ逆だよね〜♪早くキスもしなくちゃね♪
=亜依はまた唇を近づけてきた=
サ:
(き、今日は、海辺の一件からバスルームでのこと…、そし
て今も胸触っちゃったし、亜依はキスを迫ってきてるし…、
時間がたてばCなんてことも…、あぁ…、もうオレ限界…)
グヒャ!!(気絶)
亜:
お、おにいちゃん!!どうしたの!?
─また気絶しちゃったみたい…。いつもこうだよなぁ本当…。
でも今日の場合、まだまだ夜は長いからなぁ。
よ〜し、今度おにいちゃん起きたら絶対手出してもらうぞ〜!!
=しかし興奮しすぎたサンボは、朝まで気絶していたのだった=
沖縄旅行編-完-