8月23日(月)
沖縄旅行3
★
サンボと亜依は、夕方になったのでホテルに向かうバスに乗った。
サ:
ふ〜、海ではいろいろあって疲れたなぁ〜。はやくホテルに
亜:
おにいちゃん、そんなに早くホテルに着きたいの?
サ:
うん、早くフカフカベッドに寝転がりたいぜ。
亜:
やだぁ、おにいちゃんたらスケベよ〜♪
サ:
えっ、なんで!?オレ、今なんか変なこと言ったか?
亜:
うん。だって今ラブホテルに向かってるんでしょ???
サ:
ラ、ラブホテルじゃないよ!
亜:
うん。
サ:
き、きっぱりと答えるなぁ。
亜:
でもね、全部おにいちゃんがいけないんだよ。
サ:
イ、イジワルじゃない!兄妹だろ!
亜:
え〜それじゃあ、おにいちゃんが亜依のこと抱きしめてくれ
サ:
……。わかった、ちゃんと静かにするんだぞ。
亜:
えっ!おにいちゃん…、まさか本当に抱きしめてくれ…
サ:
こら、静かにするって約束しただろ。
亜:
で、でもどうして亜依のこと、抱きしめてくれたの???
サ:
バスの中では静かにしなくちゃダメだからだ。
亜:
それだけ?
サ:
そう。
亜:
本当に?
サ:
そうだ。
亜:
……。
サ:
……。
亜:
…うん。
サ:
う、うん…。
亜:
でもさぁ、抱きしめてくれたってことは…、チャンスありってこ
サ:
ふっ…、受けて立つ!
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